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○【法令集をいかに引くか,引かないか】
2017年04月04日
○【法令集をいかに引くか,引かないか】
平成25年度 法規科目1問目を見てみましょう.
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[No.1]次の記述のうち,建築基準法上,誤っているものはどれか.
1.事務所は,その規模にかかわらず,「特殊建築物」に該当しない.
2.天井面から55cm下方に突出した垂れ壁で,不燃材料で覆われたものは,「防煙壁」に該当する.
3.建築物に設ける,物を運搬するための昇降機で,かごの水平投影面積が1平米以下で,かつ,天井の高さが1.2m以下のものは,「建築設備」に該当しない.
4.防火戸であって,これに通常の火災による火熱が加えられた場合に,加熱開始後1時間当該加熱面以外の面に火炎を出さないものとして,国土交通大臣の認定を受けたものは,「特定防火設備」に該当する.
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まず4つの選択枝を読んでみて,自分にとっての難易度を測り,どこから引くかを探るようにしましょう.
 
選択枝1は「特殊建築物」について.一般に,法2条第二号や法別表1から判断しますが,事務所は載っていません.これは事前に知っている必要があります.何故なら法令集に「載っていないもの」を探すのは,大変な作業だからです.時間を大きくロスする場合もあります(平成28年No.1の「警察署」も同様です).
 
選択枝2は「防煙壁」について.排煙の規定に載っている事は,イメージしやすいかと思います.「55cm」や「不燃材料」が怪しい場合は,引いて確かめるしかありませんが,気持ちをグッと押さえて,次の枝を見てみましょう.
 
選択枝3は「建築設備」について.単純に法2条の用語の定義から判断ですが,前半の「小荷物専用昇降機」の扱いが気になるところです.
 
選択枝4は「特定防火設備」の定義です.これは令112条「防火区画」での話だという事がイメージできれば決着しそうです.
 
4つを俯瞰して,どの問題文なら「○」と判断できるか,まずは過去問から絞り込むことです.仮に選択枝3から先に法令集で確かめるとした場合でも,単にキーワードで探し始めるのではなく「出題者が何を聞いているのか」に注意したいところです.
 
「法2条第三号」より「昇降機で,建築物に設けるものは,建築設備である.」とわかります.これだけなら何も法令集を引いて確認するまでもありません.しかし,本試験でこのような問われ方をすると,多くの受験生がまず「令129条の3」を引いて「小荷物専用昇降機かエレベーターか」を確かめがちです.
 
実際に,この1問目を正当した受験生も,
・法令集を引かなかった
・法2条三号だけ法令集で引いた
・令129条の3→法2条三号と法令集で引いた
・他の選択枝の条文も引いた
に分かれます.勿論,確信がなければ,法令集を引いて構いません. 
ただし,「1回引くか引かないか」は小さな差ですが,これが30問続けば大きな差となります.

ちなみにこの問題は,正答率70%以上の問題です.それほど難しいレベルではないので,可能な限り,時間を掛けたくないところです.30問の内には「引かずに済む問題」もあれば「引いて得点したい問題」もあります.そのコントロールの意識が無いと,どんどん時間が過ぎてしまいます.
 
模試等で4択で解く際には「何点取れたか」ではなく,
過去問の知識でどこまで絞り込めたか
出題の意図(フォーカスポイント)はどこか
法令のイメージが出来ているか
を意識してみてください.
 
上記の内容は,動画解説で見ることが出来ます.こちら


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